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| 十字靭帯損傷 (じゅうじじんたいそんしょう) |
【十字靭帯とは】
膝関節の中央にある靭帯で、大腿骨(ふとももの骨)の外側後方から脛骨(すねのほね)の内側前方につながる前十字靭帯と大腿骨の内側後方から脛骨の外側後方につながっている後十字靭帯で構成されていて膝関節が前後にずれるのを防ぐ働きをしています。
前十字靭帯は大腿骨に対して脛骨が前方にずれるのを防ぎ、後十字靭帯は大腿骨に対して脛骨が後ろにずれるのを防ぐ働きをしています。
【前十字靭帯損傷】
バレーボールやバスケットボール、体操、スキーなどのスポーツで、ジャンプの着地時にひねったり、急な減速や方向転換をした時に損傷することが多くみられます。
受傷時に「ポキッ」という音を感じる場合があり、膝の痛みや腫れがみられ、運動障害もみられます。
時間が経過した症状では関節の不安定感や歩行中に膝くずれ(膝が抜けるような感じ)があります。
【治 療】
前十字靭帯が損傷すると自然につながり回復をするのは難しく、膝くずれや痛みを放置して日常生活やスポーツを続けると、半月板(膝の関節の中にあるクッション)や関節軟骨を傷つけたりして、将来的に半月板損傷や変形性膝関節症になる場合がありますので、 10〜20歳代の人やスポーツを頻繁に行う人では手術を行うことが多いようです。
手術的治療では自家腱(自分の膝の周囲の腱)や人工腱などを用いた靭帯再建術が行われます。
保存的治療は小児や中高年でスポーツをあまりしない人が対象になり、装具療法や筋力強化訓練が主な治療法となります。
手術的治療、保存的治療にかぎらず、筋力強化訓練やストレッチを続けて行うことが大事です。
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【後十字靭帯損傷】
交通事故の際にダッシュボードで膝を強打した時や、膝をついて転んだ際などにみられます。症状は打撲した部分の痛みや膝裏の痛み、腫れ、運動障害がみられます。
時間が経過した症状では関節の不安定感があります。
【治 療】
後十字靭帯損傷は前十字靭帯損傷にくらべて日常生活における支障が少ないため、保存的治療で経過をみていくことが多いようです。
保存的治療はギプス固定や装具療法、筋力強化訓練で経過をみていきます。 手術的治療は若年者で膝の不安定感が強い場合におこなわれます。
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